パトリック・スペンサー(Patrick Spencer)はNASAエイリアンズに所属する選手で、ポジションはランニングバックとセイフティである。40ヤード走のタイムは初めは4秒5であったが、その後に4秒1を記録し、いわゆる光速破りを果たす。
「パンサー」「無重力の脚を持つ男」といった愛称を持っており、そのスピードが超人的な黒人選手である。その生い立ちは、家が貧乏で、安アパートに祖母と2人暮らしというものであり、プロになって裕福になることが夢である。
性格は基本的に温厚であり、やや気弱な面もある。そして、大切なことへの強い執着心をもっている。例えば、それはセナとの対決を求める際に土下座をしたことにも現れている。
アポロとの師弟関係
パトリック・スペンサーは、憧れていたアポロが監督を務めていたのがきっかけで、NASAエイリアンズに入団した。しかし、アポロは黒人コンプレックスがあることで、差別的な仕打ちを受けることとなった。
しかし、彼はそれに耐え、アポロと和解を経て、最終的にはラインバックのポジションを獲得した。アポロは彼がモーガンをも超えるという確信を持っており、ワールドカップ前にはマンツーマンコーチを施し、持っている技術の全てを叩き込んだ。
彼の成長ぶりは素晴らしく、アメフトユースワールドカップでアメリカ代表に選出され、そこで「代表の2トップ」と称されたほどである。さらに、モーガンとの一騎打ちの際には一瞬でボールを掠め取るなど、その実力は察して余りあるほどだ。
ポジション
ランニングバック(RB)兼セイフティ(S)