帝黒アレキサンダーズ

帝黒アレキサンダーズは大阪府の帝黒学園のアメフトチームである。西強東弱の日本のアメフト界では西日本のみならず、全国でもナンバーワンの名をほしいままにしている。

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その実績は文句のつけようがなく、全国高等学校アメリカンフットボール選手権決勝大会、いわゆるクリスマスボウルを初回から1大会前まで全て制覇しており、名実ともに日本最強の高校アメフトチームとなっている。

マスコットには剣士風のキャラクターであるアレキサンダーがおり、在籍する人物には神話の英雄を由来にした者が多い。

スカウト活動

帝黒アレキサンダーズの強さの秘密は、熱心なスカウト活動にある。中学時代のエースクラスの選手を始め、全国の高校の有力選手をスカウトし、実質的には全国のオールスターチームとなっている。

関西はもちろん、関東にも多くのスカウトを派遣しており、その結果、部員数は軽く200人を超えているほど。チーム構成も階層的であり、部内には6軍まで存在している。

一方で、極端なスカウト活動を嫌うものも多い。例えば赤羽や番場などといった人物は、その姿勢を軽蔑しているくらいである。

完全なる実力主義

チーム内の組織にも特徴がある。まず目立つのは、監督、コーチが不在であるということだ。また、各部員が1軍の座を巡って、常日頃から競い合いをしている。

それに加えて、たとえ女性であっても実力があれば関係なく、選手として入部させる、実際に、レギュラーにも女性が含まれている。したがって、賛否両論はあるものの、完全な実力主義のチームということだ。

ただ、最新のクリスマスボウルにおいて泥門デビルバッツに敗れた。

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