原尾王成は太陽スフィンクスのクォーターバックで主将を務めている。選手としては、それまでに一度としてサックを受けたことがないという、いわゆる温室育ちの選手であった。また、その生まれも大企業の社長令息ということで、おぼっちゃんとしての一面も持っている。
また、それと関連して、葉柱とは互いの父親が知り合いであり、それがきっかけで泥門の情報を得たということもあった。他のプレーヤーからは「イロモノ」などと言われているが、その容姿を見ると、顔立ちが整っており、女性にも人気がある。
温室育ちのクォーターバック
試合では太陽の代名詞でもある「ピラミッドライン」に頼りすぎていた面が描かれている。そのために、泥門戦において、前衛陣が崩された際には、ひどく動揺し、周囲に当たり散らすなどしていた。
このように精神面において欠点を抱えており、クオーターバックとしての基礎が足りないことを他のプレーヤーから指摘されていた。原尾王成は自分自身を二流選手と思っているところがあり、泥門戦で屈辱を期してからは、努力を重ねるようになった。
ただし、その後の成長は不明のままである。白秋戦においては関東大会のレベルの高さに苦悩する姿が描かれており、自軍の前衛がすべて負傷退場するという緊急事態を前に、涙を流していた。結局、試合は途中棄権になってしまった。
名前の由来
名前の由来はエジプトのファラオ王政。一人称として「余」という王族のような言い方を使用しているために、ヒル魔から「糞(ファッキン)余」と馬鹿にされている。また、ペットとしてドーベルマンを飼っているところにもそのキャラクターがよく現れている。
ポジション
クォーターバック(QB)
プロフィール
- 学年 3年生
- 背番号 8
- 身長 175cm
- 体重 65kg
- 誕生日 8月22日
- 血液型 AB型
- 40ヤード走 5秒4
- ベンチプレス 50kg