小泉花梨は帝黒アレキサンダーズに所属する、1軍のクォーターバックを務める選手である。容姿は、三つ編みのおさげが目立つ美少女であり、女性ということも相まって、その見た目からは想像できないものの、レギュラーの選手として活躍している。
普段は関西弁を話し、性格は温和で、非常に気が弱い。それは家庭事情が原因であり、おしゃべりな兄や家族に囲まれているために、家庭内での発言権はゼロとなっているためである。
入部のきっかけ
彼女は元々はピアノや絵が趣味の、いわゆる文化系の人物であった。しかし、大和と鷹によってスカウトされ、半ば強引な形でアメフトを始めた。そのために、境遇はセナと似たところがある。
セナと異なるのは、アメフト生活をそれほど楽しんでいないという点である。嫌々アメフトを行っているふしがあり、辞める勇気がなくこれまで継続してきた。
したがって、アメフトに対するモチベーションが低い点が、セナと大きく異なっている。しかしながら、チームへの責任感は非常に強く、試合ではしっかり役割を果たしている。
能力
特筆すべき点は、その器用さを活かしたパスである。精密であり、回転が美しく、非常にキャッチしやすいパスであり「花片の(フローラル)シュート」と呼ばれている。
作中に登場するクオーターバックのほとんどは司令塔タイプのプレーヤーであるが、彼女はひたすらパスに徹するという、いわゆるポケットパサーとなっている。
また、ヒル魔が本気で戦えるようにと、泥門チームには「小泉花梨郎」という偽名を使い、男子だと思わせている。
ポジション
クォーターバック(QB)
プロフィール
- 学年 1年生
- 背番号 6
- 身長 162cm
- 体重 50kg
- 誕生日 7月7日
- 血液型 O型
- 40ヤード走 4秒9
- ベンチプレス 35kg
テクニック
花片の(フローラル)シュート
美しい回転のかかった精密なパス。非常にキャッチしやすいのが利点だが、キャッチ能力に秀でる鷹の長所を活かせないため相性が悪い。