沢井ジュリは70年代ファッションに身を包む盤戸スパイダーズのマネージャー。そのネーミングの由来は70年代を騒がした沢田研二の「沢田」と、その愛称「ジュリー」であるが、近年の若年読者はあまり「ピン」とは来ない方が多いだろう。
額にサングラスを装着する様子もその時代をモチーフにしたものであり、大人読者には懐かしささえ感じさせる出で立ちである。額のサングラス、そして幅広の襟を立て、ブーツカットのようなパンタロンを着こなしている様子はまさに70年代である。
沢井ジュリの役回りとしては「ツッコミ」である。ドツキを伴うツッコミは、時に赤羽隼人のギターすら用いるという凄まじさであり、これはさすがに現実では再現はできないだろう。いわゆるツッコミ娘であり、シーンにメリハリを付けるためには必要不可欠な存在である。
佐々木コータローとの関係
佐々木コータローと幼馴染であるが、ただそれだけの関係である。コータローとしてはそれ以上の感情があり、なんと過去に3度もアタックしている。
サバサバした性格であり、そのような彼のアタックを毎回さらりとかわしてのける。ただ、断固拒否というわけでもなく、その後の進展がとても気になるところではある。
佐々木コータロー、そして赤羽隼人とのスリーショットが映え、苦労人として描かれてはいるが本人も楽しそうである。そのシンプルな出で立ちからコスプレの対象としてもチョイスが容易ではあるものの、それはただの70年代ファッションであるため、注意が必要である。
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