蛭魔妖一は泥門デビルバッツの主将を務めるアイシールド21の裏主人公。通称「ヒル魔」。主人公の小早川セナを無理矢理アメフト部へと入部させた人物でもあり、作品中では重要な役割を担っている。口癖は「YA—HA—!!」
身長は178センチ、体重は67キロとアメフト部の部員としては細身の体型。金髪で左前髪以外を逆立てている。そして、鋭い歯と三白眼気味の目、さらにはとがった両耳と二つのピアスが特徴的。
アニメの放送時にはロンドンブーツ1号2号の田村淳が声優を担当した。
脅迫手帳
自ら作成した独自の「脅迫手帳」には、色々な人の弱みや弱点などが記載されている。この脅迫手帳を利用して自分の舎弟ともいえる存在を作っていくなど、まさにやっていることは悪魔的である。
ただし実際には手帳に記載されているわけではなくすべて蛭魔が覚えており、それをわかりやすく相手に誇示するためにわざわざ手帳を作って持っておき、必要な場合のみ記入して相手に見せる。
泥門主将として
泥門デビルバッツを勝利に導くためにはどのような手段でも用いるという破天荒な性格がキャラクターに面白味を増していると考えられる。
勝利への執着にはものすごいものがあり、試合中においては流れを読み取る嗅覚にすぐれている。その感覚をもとにして戦略を練り、最後まであきらめずに勝利にこだわる性格は共感を呼ぶ。
ただし0.1%でも勝算が残っている場合は奮闘する一方で勝率が0になった際は助っ人部員たちを差し置いて真っ先に試合を投げ出すなど、あくまで勝利にこだわる人物であり無駄な努力は好まない。
ポジション
「アメフトはビビらした方が勝ち」という持論と悪魔的ともいえる頭脳を持ち、チーム内では数少ない経験者ということもあり、クォーターバック、ストロングセイフティ、キック時のホルダーと色々なポジションを起用にこなす。
「地獄の司令塔」や「悪魔の策士」という異名を持ち、相手チームから恐れられている存在である。泥門デビルバッツの主将ということで背番号は1をつけている。
軌跡
学校内での成績は優秀で、記憶力が良く英会話力や計算力がずば抜けている。しかし、円周率など自分にとって不要に感じたり、興味の持てない知識に関しては疎い。
人間関係においては、特に、麻黄十三中時代からの仲間の栗田良寛、武蔵厳とは固い友情で結ばれている。口にしたり表情にはあまり出ないが、チーム内のメンバーのことを信頼して行動する性格の持ち主であり、チームの主将としてメンバーからの信頼も厚い。
2年生の時の秋期大会のある試合の前に、メンバーに勝率を数字で正確に提示し、仲間に勝利への意識付けを行なった。
高校卒業後は、最京大学に進学してアメフトを続ける。大学にいっても横暴な性格は健在で、大学長を脅迫して、裏から大学を操ったり、高校時代同様に非現実的な乗り物に乗ったり、勝手に他校との試合を設定してしまうなどの無茶ぶりも健在である。
ポジション
クォーターバック(QB)兼セイフティ(SS)
プロフィール
- 学年 2年生
- 背番号 1
- 身長 178cm
- 体重 63kg
- 誕生日 不明
- 血液型 不明
- 40ヤード走 5秒1
- ベンチプレス 75kg
テクニック
デビルレーザー弾(バレット)
極端に低い弾道で精密な回転のパスで、その威力は風の影響を無視するほどに鋭い。