雷門太郎は泥門デビルバッツに所属するワイドレシーバー兼コーナーバック。小柄な少年で、猿のような顔と鼻に貼った絆創膏が目立つ。元々は野球部に所属しており、かつてはプロ野球チーム「集英ベアーズ」に所属する守備の名手「本庄勝」に憧れていた。
そのため野球をしている時にはキャッチばかり練習しており人並み外れた捕球力を身につけた。その一方で送球に難を抱えており、野球部では3軍に所属していた。
その類稀なるキャッチング技術に目をつけたセナが勧誘し、ヒル魔の話術もあってアメフト部へ入部することになった。チームはそれまでレシーバー不在であったが、彼の加入によりデビルバッツはパスの選択肢を得た。そして、賊学戦でアメフトデビューを飾った。
モン太というアダ名があるが、これはセナが彼の名を「かみなり もんたろう」と読み違えたことが原因で、当初は嫌がっていたものの、ヒル魔に名プレーヤーのジョー・モンタナからとったと言われ、喜んで自称するようになった。
キャッチ能力
プレーは至ってシンプルであり、野性と感性でボールを捕らえる。その一方で、運動経験が長く、相手の実力を勘で察することができ、全体としてスポーツの嗅覚がかなり鋭くなっている。
その後は、練習の積み重ね、経験、さらには相手との競り合いを重ねていくことで急成長を見せる。セナと同じく、試合中に成長を見せるほどであり、無意識のうちに理論を実践するなど、成長力、学習能力が非常に高い。
関東大会においてはそのキャッチング技術が究極にまで達している。それは王城戦において、ボールを見ずにキャッチするというものである。
背面キャッチの「デビルバックファイア」、クリスマスボウルで見せた不規則なバウンドへの対応など、一口に言えばボールに対する予測能力がずば抜けている。
ポジション
ワイドレシーバー(WR)兼コーナーバック(CB)
プロフィール
- 学年 1年生
- 背番号 80
- 身長 155cm
- 体重 51kg
- 誕生日 8月31日
- 血液型 B型
- 40ヤード走 4秒9
- ベンチプレス 40→50kg
テクニック
デビルバックファイア
ボールを見ずに背面キャッチすることでキャッチ前に減速する必要がなく、トップスピードでのパスキャッチを可能とする技。