デビルスタンガンはアイシールド21のの主人公・セナが用いる相手のディフェンスを捌くための技。その内容はボールを片手で持ち、余った片手で相手の攻撃をブロックするというものである。
ボールを持つ手が片手だけになってしまうので、相手にボールを奪われる確率が高くなってしまうという、諸刃の剣でもある。
その危険性は両手でボールを持つ時に比べて10倍になるともいわれ、しっかりと相手の攻撃を防がなければ、いとも容易くボールを奪われてしまうことになってしまう。瀬那の走力があってはじめて、成立する技でもあるのだ。
デビルスタンガンの必要性
走力はあるものの、どうしても力で負けてしまうセナだからこそ使用する必要がある技で、相手と正面からぶつかってはいけないということから、ボールが奪われる確率が高くなるというリスクを負ったとしても、このように攻撃を防ぐことが必要になった。
セナは155センチととても小柄であり、身長170センチ後半ばかりが揃う作中の中ではとても非力である。ただその走りの速度が圧倒的であり、独自に編み出したステップなども組み合わせて、相手をかすめて走り抜けるというプレーでエースになった。
だが、完全に接触しないということもできないため、どうしても相手の攻撃を防ぐ手段が不可欠だったので、このデビルスタンガンのように、片手で相手の攻撃や接触を防ぐという技が必要になった。
体格と力があればそのまま力で強引に突破するこということも可能なのだが、スピードを追求する瀬那ではそれは困難なことだった。