猪狩大吾は王城ホワイトナイツに所属するガード兼ディフェンシブタックルを務める選手。その容姿は濃いマツ毛が特徴的であり、体は筋肉質だ。「プリズンチェーンの猪狩」という異名を持っており、中学時代には地元でも有名な不良であったために、誰も近寄らないような人物だった。
実際、その性格はかなり凶暴であり、ちょっとしたことでキレやすく、口よりも先に手が出てしまう人物であった。それもあって、中学時代は停学を幾度となく食らっていた。
凶暴さの根源
その性格は、仲間を大切にする気持ちからきているもので、特に仲間が馬鹿にされるのが許せない性格である。作中の人物では同じく不良の十文字と似ているところがある。
その性格がかいま見えるシーンとして、高見をカスと呼んだり、初対面の王城大の先輩にドロップキックをかますというものがある。その一方で、自分が認めた相手には敬意を払う一面もあり、高見や大田原のほか、桜庭に対しては「さん」づけで呼んでいる。
チームにおいて
入部のきっかけは、黄金世代が抜けたチームが見下されていたことからである。その性格のために、周りが見えていないことも多く、時として我を忘れた行動をとる。大会中であってもその性格が災いし、暴行未遂を起こして問題になっている。
あくまでもレギュラー選手ではあるが、秋の関東大会においては、準決勝まで出場機会が与えられなかったほどである。泥門戦では十文字と対戦することになり、序盤は突破することもあった。しかし、徐々にパワーが通用しなくなり、最後まで試合で目立った活躍ができなかった。
ポジション
ガード(OG)兼ディフェンシブタックル(DT)
プロフィール
- 学年 1年生
- 背番号 66
- 身長 172cm
- 体重 77kg
- 誕生日 5月5日
- 血液型 B型
- 40ヤード走 5秒0
- ベンチプレス 130kg