進清十郎は王城高校2年で高校アメフト史上最強最速のラインバッカーとされる王城ホワイトナイツの選手。王城ホワイトナイツは東京最強の守備チームとされ、進清十郎は帝黒アレキサンダーズの大和猛と実力がほぼ互角の日本国内最高の選手として描かれている。
身長は175センチ、体重71キロとごく普通の体格であるが、よく努力する人物であり、その練習量と才能ゆえに秋季東京大会ではベストイレブン守備・ラインバッカー部門と最優秀選手に選出される。
史上最強のラインバッカー
作品中では、常に誰よりも努力して自分に厳しく自己鍛錬し、どのような時でも日々の練習を欠かさない「努力する天才」。それに加えて、けっして慢心したり、自分の才能を他人にひけらかすことはせず、仲間と共に切磋琢磨する。
主人公のセナが最大のライバルとして目標としている人物でもある。また、進清十郎自身もセナの事を「自分よりも速い選手」として最大のライバルとして考えている。
身体的に恵まれてはいないが、セナ同様にスピードがあるのが特徴。チームメイトの大田原に匹敵するほどのパワーとテクニックを持っており、戦術にも優れ、メンタル面においても卓越している。
その才能は神龍寺ナーガの阿含にも認められるほど。また、肉体面においてだけでなく、知性にも優れており、学校での成績は優秀である。表情は険しい顔つきをしていて、笑顔を見せることをしないが、関東大会準決勝で泥門に敗戦を喫した時に、ライバルのセナに対して初めて笑顔を見せた。
徹底した体調管理
常にベストコンディションで試合に出場して自分の能力を発揮できるように、食事をする時間や必要な栄養素を計算して摂取するなど体調管理を怠らず、肉体的にも精神的にもストイックに自分を追い込んでいる。
そのため、王城ホワイトナイツの他の選手と比較すると、浮いてしまうということも多々ある。しかし、自分勝手な行動をしているわけではなく、その点は阿含とは異なる。
メカ音痴
頭もよく、完璧に思われがちであるが、メカには弱い。この点は、どことなくヒロインの姉崎まもりと相通じる点がある。
作品の中におけるメカ音痴ぶりは、ビデオカメラや携帯のGPS機能、最優秀選手賞でもらったノートパソコン、さらには自動販売機を使う前に破壊し、「機械がおかしい」とかたずけてしまう事からもうかがえる。
また、人物を筋肉で判別するという能力に長けているため、セナが「アイシールド21」であることを瞬時に見抜いたというエピソードは有名だ。
高校卒業後は王城大学に進学するが、大学でもアメフトを続ける。
ポジション
ラインバッカー(LB)兼ランニングバック (RB)(バリスタ時)
プロフィール
- 学年 2年生
- 背番号 40
- 身長 175cm
- 体重 71kg
- 誕生日 7月9日
- 血液型 AB型
- 40ヤード走 4秒37→4秒2
- ベンチプレス 140kg
テクニック
槍タックル(スピアタックル)
強靭な筋力を活かしたタックルで腕のみの破壊力ですら幾人もの選手を病院送りにした。
三つ又槍タックル(トライデントタックル)
スピアタックルに甲斐谷陸直伝のグース・ステップを加えて編み出したさらに強力なタックル。直撃すれば倒せない選手はいないほどの威力を誇る。